米子がいな祭は記念すべき第一回においてパレード方式を採用したことから、長年にわたってこのスタイルが中心となってきました。
その中でがいな太鼓の先陣をきる「よっちゃばれ」という非常にノリのいいおはやしが昭和60年の大パレードでとりあげられたのが好評をはくし、平成元年の第16回がいな祭ではこの「よっちゃばれ」が300人の規模でパレードの最後尾を飾ったと言われています。
そして「よっちゃばれ」を「やんちゃばやし」と名を変え従来の大パレードから独立した事により、現在のスタイルとなりました。
さらに平成8年、「高知よさこい祭」のよさこい隊が、がいな祭に参加し、「よさこい鳴子おどり」の勇壮な踊りに観客は度肝を抜かれ盛況を極めました。これに感化され、「鳥取県よさこい踊り子隊」が結成され、翌年のがいな祭で踊りを披露したところ、観客から絶賛されたのです。
「やんちゃばやし」はその後「やんちゃパレード」となり「よさこい」のスタイルが一種定番のようになりましたが、そもそもは誰でもが参加して楽しもうという歴史があります。スタイルは気にせず、様々な踊りで祭に参加し盛り上がってください。